女性が働くときに見落とせない条件

最初に就職した会社は、独身の男性ばかりでした。

職種はグラフィックデザイナー。

ほとんどの人が趣味の延長で仕事をしている感じだったので、残業もなんのその。
みなさん好きで仕事をしていました。

私も好きな仕事を自由にさせてもらっていました。
給料は、年々上がっていましたし、残業もあったけど、自分の裁量で働けたので、とても働きやすかったのです。

ところが、
20代後半になり、私は結婚を意識するようになると、その職場の見え方が変りました。

 

男性ばかりの職場で、結婚・出産・子育ての理解は得られるの?

「あれ?私は、この会社で、子育てしながら働くってできるのかな?」

「私以外の女性は、20歳の子1人しかいない」

「私が、独身の経営者を説得して、道を切り開くの?」

「年俸制で社会保険も加入してないし、なんか不安・・・」

今まで、好きなだけでやっていた仕事が、急に色褪せて見えました。

しばらくして結婚すると、職場のみなさんにもお祝いしていただいたものの、私の中のわだかまりは消えませんでした。

「子育てと仕事だけでも大変だろうに、人の説得にも労力を割くなんて、そんなタフなことできる?」

「経営者は結婚したくないから、結婚しないんだろう。結婚に興味がない人に、結婚して子供できましたって言っても。。。」

「年に一回子供の行事で休みますって言うんだったら、快く受け入れてくれるだろう。でも、子供が頻繁に病気になったら?」

子育ての大変さが全くわかっていなかった私でしたが、男性ばかり・残業当たり前の職場での子育てが困難であることは、簡単に予想できました。

結婚後、試験的に在宅ワークをさせてもらえることになったのですが、独身の上司との関係が悪化。
お互いへの不信感が露わになってしまったのです。

大学生時代に友人から聞いた言葉を思い出しました。

「おじさん達は、《女性は子供を産んで育てるぐらいしかできない》って、なんの悪気もなく普通に思ってるんだよね。」

この時、転職へと心は固まりました。

 

いくら時代が変わっても、結婚しない人に、結婚した人の苦労を理解しろと要求するのは難しい。

同じように、子供がいない人に子持ちの苦労を理解しろというのも難しい。

女性が働くことの大変さを、身を以て痛感するようになりました。

 

未婚の理想の職場と、子持ちの理想の職場は違う

「人は変えられない。でも、まずは自分を変えられる。」

「じゃあ、1人でやってみる?」

「理想の職場を、自分で作れるかやってみよう。」

そう決意していたある日、チャンスが舞い込んできました。

 

 

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